2023.05.26 Friday
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BLOG*KCT京都の劇団、ニットキャップシアターの公式ブログ!
2006.09.25 Monday
KWiP!終了
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9月23日(土)・24日(日) KWiP!本番が終了。 ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました! そして、アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。 皆様の意見を参考にさせていただき、これから、ひとまず 本公演本番を迎える12月に向けて、一同頑張っていきます。 来られた皆様、来られなかった皆様も、この公演を経て どんな公演になるか、楽しみにしていてください。 今回の公演は、1時間ながら、なかなか体が疲れやすい公演でした。 肩凝ったり、体調崩したり。 10月から始まる稽古に向けてこの一週間、役者はきちんと 体調を整えていく期間になります。がんばりましょう! 2006.09.22 Friday
KWiP!稽古場録
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9月21日(木) 今日は稽古の前に衣装のサイズ合わせをしました。 まさかここで、思わぬ被害に遭う人が出るなど夢にも… 被害 1 日々、少女ポジションをいつまでできるのだろうか、 また、させてもあえるのだろうかと密かに恐れを抱いている高原。 今回用意されていた衣装は(少しネタバラシになるけど)、少女想定の衣装。 で、トイレで着替えて稽古場に入ると、 「案外年食ってるねんな」という衣装班から悪なき攻撃が。 泣く泣くまた違う服に着替えに。が、 「高原の抱えてる疲れを余計見せてるんじゃない?」と、 大木湖南から更なる攻撃。 「あんたの衣装選びは案外苦労する」と、いらぬ苦労話攻撃。 溢れ出そうになる怒りと嘆きを胸にトイレへ。 どこからか「先は長くない…」という闇の声におののいた私。 被害 2 今回のみならず最近のニットキャップ公演にはほぼ出演していただいている ニットキャップシアターの相談取締役、日詰千栄さん その日詰さんが、今回使う予定の赤い布を顔に当てたり頭にかぶったり、 そのとき突然「イヤ〜イヤ〜」と、日詰さんが悲鳴を上げ始めたのです。 衣装班がニットのアトリエから赤い布きれを持ち込んだもので、その赤布をよく見ると、15センチ幅の細長〜い布になっているいるのです。もしや・・・? それは、いつぞやの公演で使われた「赤ふんどし」だったのです。「未使用ですから大丈夫ですよ」と、言い切る衣装班(写真)。 でもね〜・・・ まとめ:女性はときには繊細な生き物なんです。 2006.09.21 Thursday
KWiP!稽古場録
やべー!
日誌を止めてしもたぞよ。 でももちろん稽古は止まらぬぞ。 毎日の稽古があっという間に過ぎていってます。 22時が来るの早いっ!終わってしまうのが早い! いろいろ準備せないかんのに、本番は、もう明後日だす。 ひえ〜!! 今日は、髪切りに行って、搬入準備をしてきますよ。 自分のブログをアップしてる場合じゃなかったね。 では、稽古場録。。 +++++++++++++++++++++++ 9月19日(火) 舞台やら、衣装やらがハッキリし始めて、 稽古もより具体的になってきてます。 写真の音響三橋が手にしているのは、稽古場で超重宝している楽器。 これの持ち主は門わっきー。 この楽器が奏でる音が、今公演のカギなのです。 リーディングというのは、また格別な緊張感があって、たまりません。 当然ながら、噛んじゃダメなわけですが、 細かいミスもとても大きな雑音に響くので、ミスできないという プレッシャーはひとしおなのです。 それにしても、もう本当に稽古時間がない。 今日も全体の3分の2までようやくいった感じ。 細かいダメ出しを、一つ一つクリアにしていかねば。 キャスティングも急遽変わることになったし・・・ +++++++++++++++++++++++++++++++++ 9月20日(水) 今日の稽古は、キャスティングが急遽変わっての調整を前半に。 大木湖南はさすがだと思う。 前日にキャスティングが変わって、その役は唯一セリフを 入れなくてはならない役で、あっさり入れてきていた。 そのキャスト変更で、ト書きを読む人も微調整しながら割り振り替え。 動きも落とし直し、その変更も支障なくすんなりの見込んでいく大木さん。 力量の差を感じる。頑張らねばと思う。 後半から演出と合流。 ごまのはえは、ヒドい風邪をこじらせていて、 鞄を片手に、ティッシュを2箱と鼻紙入れのスーパー袋をもう片手に 持って稽古場に入ってきていた。 そういえば、すっかり最近は涼しくなって、風邪がひきやすい。 ごまのはえがあまりにしんどそうで、休憩が入った。 すかさず大木湖南が、「風邪薬を医務室からもらってきてやって」と。 「さすが優しい」と言ったら、「自己防衛」と言っていた。 急なキャスト変更を大木湖南に任すごまのはえ。 心配を人伝えにごまのはえに渡す大木湖南。 無言ながら、お互いの信頼感が漂っている。 こんなこと書いたら、きれいごとと嫌がられるかもしれないけど。 さあ、まだまだ課題は山盛り。 明日からもっと集中して頑張らねば。 2006.09.19 Tuesday
KWiP!稽古場録
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9月18日(月祝) 今日は、KWiP!に関わるスタッフさんも呼んで、 今公演のプランをみんなで共有する時間を取りました。 そこで演出プランが続々と発表されていきます。 こんこんと湧いてきているようで、本当に楽しみ。 テンションも上がってきます。 今回出てくる作品のなかで、いくつか作品を象徴するモチーフがあって、 そのモチーフを、いつもチラシのイラストを素敵に描いてくださる、 三上まりのさんに演出のリクエストで描いてもらうことになったそう。 そしてその絵がKWiP!の会場のみに登場します。 どんな風に会場の空間を漂うかは、観にきてのお楽しみ。 その他にも、今回のイメージを喚起させるあの手この手が飛び出してます。まるで千手観音。 は、言い過ぎかしら? たとえば衣装、難破船にいる人々が着ているような、というオーダーが。舞台には、台本上の実際の舞台も組む予定。なかなか、大掛かりなリーディング公演になりそう。 ニットキャップシアターがおくるリーディングは、「ヒラカタ・ノート」と今回で2回目。 前回は、初めてでどうしたものか?と探りながらではあったけど、台本が持つ世界観を、 視覚的に、立体的に面白くできた公演でした。 そして今回も、見応えのある、台本の世界観をもきちんと伝える、 そんなリーディング公演になりそうですよ。 2006.09.18 Monday
KWiP!稽古場録
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9月17日(日) 台風が近づくと同時に、KWiP!の公演も近づ、い、て、いる。 気づけば、もう本番まで1週間切っているではないか! うぬう。早い。 ということで、オチオチ稽古を進めている場合ではありません。今日は、会場shin-biを設定して役者の立ち位置を決めました。 「ストーブにあたりにきた人に場所を空けるように」と、 演出の指示が出ます。 立ったり座ったり。縮まったり広がったり。 人が行き交います。 shin-bi公演ならではの演出も準備スタート。 衣装・舞台班が先陣切ってます。 そして今日の稽古終わりに、本公演に関する発表が。 本公演は「KWiP!」の第二幕となる作品が登場するかも、と。 聞くに、(詳細はいえませんが)「KWiP!」で上演する、 「飼い犬キャロル」(第一稿)のストーリーと併せて一つの作品となるような、そんな可能性を持った公演構成を考えているとのこと。 思いつくアイデアの提示程度だったけど、 めちゃ面白そうである。ちょっと興奮しました。 目がキラめきました。鼻から水蒸気が出かけました。 正直、出演者でありながら、制作者でもありながら、 今まで「KWiP!」をどう押していいのやら迷っていました。 でも、もう迷いはありません。 この公演、見逃しちゃ損します。絶対。 ぜひ、おいでおくんなまし。 2006.09.17 Sunday
KWiP!稽古場録
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9月16日(土) 今日から、仕切り直して本格的に台本付き稽古がスタートする。 「飼い犬キャロル」第一稿。 これをどんな風に演出していくのか、 また、どんな性格を持った公演にするのがいいのか、ニットキャップシアターとしての腕の見せどころ。 試演の性格は強いけど、成果は必要で、かつ見応えも必要。 ウヌヌヌヌ。 ということで、腕の出し方を考えている久々登場の座長の御姿をパチリ。 今ある案は、リーディング公演の方向。 それに、演出法を本公演に活かすような道を探っていくと思う。 思うというのは、本当にこれからみんなで必死に作っていく段階だから。 とにかく今日は、台本の解釈の説明をしたあと、一部のシーンを切り取って何回かセリフ合わせをしました。 セリフ回しは、結構繊細で、かなりの稽古が必要なんじゃないかしら?と少し不安に思ってますが、役者としての経験を積むには、いい作品だなと。 これから頑張っていきますです。 2006.09.15 Friday
KWiP!稽古場録
はいさい!高原です!
(あ、いいな、この出だし。) ついに、と言いますか、とっくに始まっているKWiP!公演に向けての 稽古場録を一挙更新しマッスル。 古いもの順に下へ参ります。以下、ずずいっとご覧下さい。 近況から知りたい方は、下からどうぞ。 +++++++++++++++++++++++++++++++++ 9月8日(金) 今日から本格的に次回公演『飼い犬キャロル』の稽古がスタート。 ニットキャップ恒例、怒濤の下半期が開幕します。 今月の9月23日(土祝)・24日(日)にshin-biでおこなわれる ニットキャップシアターのワークインプログレス公演 「KWiP!(クウィップ)」を皮切りに、初遠征の東京、愛知を経て、 去年12月にお世話になった福岡ぽんプラザホールでゴール。 2006年9月から2007年5月までの、何と9ヶ月間! 年を跨ぐ、年度も跨ぐロングプロジェクトが動き始めマッスル! ヒヤ〜怖っ!でもドキドキワクワク! さあ〜、やるぞ〜〜!! と思うのもつかの間。 体調不良、ぬけれない用事のため等、 そして何より座長が姿を見せていない。 そう、実はまだ台本ができていないのです。 そして、彼は来週の月曜日まで来ないそう。 一日目にして、いきなりハードな展開。 大丈夫だろうか?いや、大丈夫さ。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 9月9日(土) 今日は、ニットキャップの兄貴、大木湖南も稽古場に顔を出す。 写真は、映画「グエルム」を見た感想を熱く語っているシーン。 ワイワイと団員が勢揃い。 座長、ごまのはえを除いては。。 よく考えてみれば、稽古として団員が集まるのは、「サルマタンX」以来の、かれこれ約5ヶ月ぶりの集合。 今日の稽古は、「とにかく演劇を楽しんでくれるような稽古にしてくれ」との伝言を授かった、稽古場仕切り安田一平さんの案により、次回公演の元となる3本の名作コント「うなぎ」シリーズの台本を使って稽古を進める。 役者と言えども、いかに演出力があるか、それは重要なこと。 演出を2人選出し、演出により役者選定。 少し時間を取ったあと、発表会をすることになった。(チームは以下の通り) チーム1》演出:高原/日詰・井口 チーム2》演出:筒井/朝倉・大木・安田 うなぎシリーズは、理屈屋のどうにもし難いクセ男が主人公。 その男をどう面白く見せるのかが、演出の腕の見せどころ。 チーム1》は、 人物の動きで、出てくる人物の色合いを出そうと苦戦。本当に苦戦。 セリフを入れる余地を役者の二人に与えなかったことと、 何が面白いと思って見せるのかを、もっと明確に! というのが、みんなに共通するダメ出しでした。 チーム2》は、 3人役者が出てくるため、その3人の座り位置、間の共有する部分に、 こだわりがもっと必要だったと思いました。 役者にきっちりセリフが入っていたことで、無駄な雑音はなく、 役者力を感じました。 演出より、役者がたつチームでした。 今日は、濃度の濃い稽古でした。 フィーリングだけじゃ見せるところまでいかない、 それにつくづくと気づかされました。 明日は、稽古のお休み。 これから、どんな稽古が待ち受けているのでしょうか?? ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 9月11日(月) 今日は、座長が来る日。 が、少し遅れての倒着になるらしい。 オーディションを経て、KWiP!公演に出演が決定した、 中島さんは(年齢は何と68歳)台本がくるのを待ちわびている様子。 中島さんは、私たち若造にはない、独特の落ち着きを持っていて、 初めてニットキャップと関わるけれど、親しみのある方で、 もう稽古場に馴染み始めている。 どことなくお茶目な方なのだ。 さて、ごまのはえが倒着、20時半。 台本が進んで入るものの、まだ完成に至っていないということで、 来週の月曜日まで、台本がない状態で稽古してほしいということになった。 今まで、遅くとも本番一週間を切る状態で台本がないという事態に 陥ったことがないニットキャップシアター。 今までにない事態に、少し緊張が走る。 今日は、台本を膨らますために、 ごま指示によるエチュードをおこなった。 どんな設定で、どんな人物かは、ネタばれになるためヒ・ミ・ツ。 ごまのはえが、何か得るものはあったのだろうか? 明日からどんな稽古をしていこうか、ドギ&マギしている私。 お疲れ様でした。 ++++++++++++++++++++++++++ 9月12日(火) 今日からごまなしで月曜日まで役者のみの稽古。 仕切り直して再スタート!! 今日はいつものように基礎アップをおこなう。 ニットキャップのアップとは、 モノクロームサーカス式のストレッチを取り入れています。 体が水の入った袋だと思って、そこにたくさんの見えない糸がついていて、 その糸がいろんなところについて引っ張られていく、 そんなイメージを持っていろんな筋・間接をほぐすストレッチです。 そのストレッチ後、発声。 で、水分補給小休憩。 で、緊張緩和、ワンポーズをおこないます。 どこにニットキャップが生成されるのか? ワンポーズ、これだと思います。 ワンポーズとは、ワンアクションでポーズをキメるという稽古。 ワンアクションで体・表情に動きをつけて静止するわけです。 だから、濃いマンガ的動きのする人物がよく登場するわけです。 他の稽古場では、やり過ぎとか、ニットっぽいとかいわれるそうです。 そのあとは、「」といって、77年企画から持ち帰った ワークショップ稽古をしました。 自分だけが知っている順位の中で、自分より立場の低い人、高い人を探り それに従ってゆきます。 「病院の待合室」「無人島遭難」「刑務所」「山へ遠足」「オフィス」 という設定でやりました。 アプローチが少し弱い中島さん、葛原くん。どうしても高い位置に見えない井口くん、77年企画ではどうやっても下っぱキャラだったのに、ニットではそうでない一平さん。 大御所な大木さん・日詰さん。 普段の人間関係も滲み出る面白相関図ができていました。 +++++++++++++++++++++++++++++ 9月13日(水) 今日もごまのはえはいない。 愛知出張の門わっきー、最近体調不良の筒井もお休み。 今日の出席者は、朝倉・井口・大木・葛原・高原・安田の6名。 今日も基礎アップをおこなって、 小休憩。 さあ次は何をしますか?となって、 「朝倉のための関西弁講座をしよう」と大木さんが言い出す。 朝倉・門脇さん以外のメンバーは全員関西出身なニット団員。 ごまのはえも然り。なので、台本は関西弁であることが多い。 関西弁をある程度できないと、役が回ってこない可能性がなきにしもあらず。(そうでない場合も、もちろんあるけどね。) で、それぞれ関西出身のメンバーが普段使う口語文章を黒板に書き書き。 朝倉さんに言っていってもらう。 とはいえ朝倉さんは、結構京都で暮らしているのだ。 が、結構下手くそなのが問題。 つまずいていたのは、全国共通する指示代名詞とか、逆に下手な関西弁フレーズ。 「あそこ」「あんた」「メチャメチャ」とか、疑問符系も何かおかしかった。 おかしいところは、みんながピクリと反応する。「違う、もう一回」と。 イジメじゃないのよ朝倉さん。 結果、関西人といえば?というイメージを強く持つことが大事ということに。 なかなかニュアンスの部分が伝えるのも難しい。 やっぱり、男と女でも違うしね。 生まれの違いってのをつくづく感じた一日でした。 明日はお休み、体調管理大事! +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 9月15日(金) 今日はアップ後、最近みんな漢字に弱いんじゃない?ってことで、 今日は漢字の訓練をした。 いや、違う。 何と今日、台本がついに上がってきたのだ。 予定より、3日早い。さすがだ、仕事ができる男は違う。 写真ではわかりにくいと思うが、右側に映っているのは、ごまのはえの陰。 そして黒板に書かれた漢字は、今回出てくる登場人物なのだ。 難しい、というか若干ややこしい。 30分目読して、 20時から読みスタート。 案の定、みんな少しずつ名前を言い間違えていた。読みで時間は55分。 今までのニットキャップシアターの芝居とは、 印象が違う台本。うむ、どうなることやら。 ぜひ、KWiP!を観にきてもらいたい。 |
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