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BLOG*KCT京都の劇団、ニットキャップシアターの公式ブログ!
2006.08.28 Monday
“ニットキャップのワークショップ” の報告
残暑お見舞い申し上げます。++++++++++++++++++++++++++++++++++++
すっかり朝・晩が涼しくなって、夏休みも終わる頃。 学校が始まり、他国では年度が始まり、いよいよニットキャップシアターも 次回公演『飼い犬キャロル』へ向けて活動を始めます。 今日は、スタートラインでもある、先日26日・27日におこなった「ニットキャップのワークショップ」報告をします。 このワークショップは次回公演に出演を希望するオーディションを兼ねておこないましたが、基本的には役者の技術をどう磨けばよいか、その手がかりを探るためのワークショップです。 今回は、簡単なコミュニケーションゲームをおこなったあと、 短いシンプルなテキストを使って、セリフには現われない人物の感情・状況・設定・思惑などを演技に組み込んでみるというものでした。 言いたいことが、セリフに現われているわけではなく、 セリフに隠された心理やセリフにできなかった状況、理由を、どのように役者が表現していけばよいのか。それが見えやすい構図、わかりやすい仕草、距離とは。 セリフにすがらない、役者から発信する表現について考える「濃い時間」になったと思います。 26日(土)の大阪会場(芸術創造館)では集まってくださったのは、女性12名/男性3名の計15名。(左写真) シンプルな戯曲を試行錯誤。 最終的には役者という視点からだけでなく、演出をおこなうことで役者の演技がどうあれば、効果的に、かつ見やすく表現することができるかというところまで掘り下げてみました。 講師ごまのはえからは、「いろんな状況、感情などを盛り込み過ぎて、このセリフになるの必然性が弱くなってしまった」とのダメ出しが。 27日(日)の京都会場(人間座スタジオ)に集まってくださったのは、女性6名/男性4名の10名。 こちらの最終段階は、同じシチュエーション・構図を使って、見やすい動作とは、心理描写のタイミングについて深く掘り下げました。 こちらではワークショップの域を超えて、立ち姿勢から展開の仕方など厳しい・細かいダメ出しが各ペアに出されました。 見ている側もとても参考になる本当に「濃い時間」になったと思います。 今回オーディションとして受講していただいた方の中からは、 何名か22回公演に出演していただく予定です。 出演者の発表は、9月初旬を予定しています。 オーディション受講者の方には劇団からご連絡いたしますので、希望されていた方はもうしばらくお待ち下さい。 最後に、今回参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。 こちらも参考になったことがたくさんあり、よい時間になりました。 今後機会ありましたら、またどこかで。 興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、次回公演を観にきてください。 次回、ニットキャップシアター第22回公演『飼い犬キャロル』は、 大阪、in→dependent theatre 2ndにて幕開けいたします。 半年をかけたロングプロジェクト、楽しみしていてください。 2006.08.10 Thursday
第22回公演 出演者募集のお知らせ
◎ 第22回公演 出演者募集
ニットキャップシアターでは、 第22回公演「恋は二万年(仮)」に出演する役者を若干名募集しています。 出演を希望する方は、下記劇団連絡先まで問い合わせの上、 8月26日(土)、27日(日)に開催する劇団のワークショップに参加してください。 (出演希望の方には、オーディションを兼ねる形でおこないます。) その他詳細については、お問い合せください。 ※スケジュール上、ワークショップに参加できないという方はご相談ください。 ■募集 : 2006年12月〜2007年4月に上演する、KCT第22回公演に出演する俳優。 ※年齢・性別等は問いません ※第22回公演のスケジュールについてはコチラを参照してください。 ■条件 : 2006年月からおこなう稽古と、公演の本番に参加できる方。 ※スケジュールの調整については、直接お問い合せください。 ■ワークショップ(オーディション)について : 出演希望の方は、8月26日(土)、27日(日)に開催する劇団のワークショップに参加してください。オーディションを兼ねる形で受講していただきます。 ワークショップの詳細については、コチラ。 ※講座内容は、ワークショップのみの受講者と同内容です。オーディション参加の方に対して、特別な課題や面接があるわけではありません。 【CHECK!】 受講の際には、以下の内容を紙にまとめてご提出ください。 ・名前 ・年齢 ・性別 ・お住まい ・連絡先 ・舞台経験 ・過去にニットキャップシアターの作品を観たことがあるか ・2006年10月から、2007年5月中旬までのスケジュール (稽古にどの程度参加できるかなど) ■問い合わせ : □メール…info@knitcap.jp □電話…090-7118-3396(ニットキャップシアター) ※お問い合せの際は、名前・連絡先とワークショップの受講日をお知らせください。 ※ご応募、お待ちしております! 2006.08.10 Thursday
ニットキャップのワークショップ
◎ ニットキャップのワークショップ
この夏、ニットキャップシアターでは、 劇団代表 ごまのはえによる役者向けの演劇ワークショップを開催します! 役者に必要な基礎力のブラッシュアップをおこないます。 きちんと「対話」ができるとはどういうことなのか。 セリフとセリフ以外のコミュニケーションの方法を探ります。 役者としての技術を向上させたい人はぜひ来てみてください。 ■講師:ごまのはえ(ニットキャップシアター代表/劇作家・演出家・俳優) ■会場/スケジュール: □大阪 ⇒ 2006年8月26日(土) 14:00〜18:00 @芸術創造館 演劇練習室大 □京都 ⇒ 2006年8月27日(日) 13:30〜17:30 @人間座スタジオ ※各日、1日完結のワークショップです。 2日続けて受講していただかなくてかまいません。 ■対象:役者としてレベルアップしたい人 ■受講料:1,000円 ■持ち物:動きやすい服装/上履き ■問い合わせ: □メール…info@knitcap.jp □電話…090-7118-3396(ニットキャップシアター) ※第22回公演「恋は二万年(仮)」への出演を希望する方には、オーディションを兼ねておこないます。(講座の内容は、ワークショップのみ参加の方と同内容です) ※第22回公演 出演者募集のお知らせは、コチラ! 2006.08.08 Tuesday
OSPF『ビターな姐さんコント』報告
制作部、奥村です。
OSPF(大阪ショートプレイフェスティバル)にご来場の皆様、 関係者各位、ありがとうございました。 5日の土曜日は淀川の花火大会があるにも関わらず沢山のお客様。 ニットをはじめ他のアーティストも見応えたっぷりのステージで スタッフと言うより観客として楽しんでいました。 6日の日曜日は評判を聞き付けてか満員御礼のお客様! 両日ともビターな姐さん達が、がっちり笑いを取っていましたよ。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 東京スケープの皆様もお疲れさまでした。 私は前半しか、お手伝い出来なかったのですが、 色々な劇団さんにアレコレ話が聞けて(聞き出して)勉強になりました。 劇団員にとっても観劇は良い刺激になったと思います。 これを生かして三月東京に乗り込みたいと思います。 次回ニットキャップシアターは 8月26日(大阪)27日(京都)で行うワークショップです。 既に予約の皆様ありがとうございます! ワークショップの詳細は近々サイトでご案内させて頂きます。 今しばらくお待ち下さい。 2006.08.04 Friday
TOKYOSCAPE初日通信 vol.7 劇団桃唄309『おやすみ、おじさん』
見た。 投稿者:大木湖南
アトリエ劇研で 劇団桃唄309の『おやすみ、おじさん』を観劇。 開始15分で大好きになった。 自立不能舞台装置システムISISは愛敬満点。 テンポの早い会話と場転も好みだし、個性的な俳優も良かった。 ちょっとニットに似てるかも。 2006.08.04 Friday
TOKYOSCAPE初日通信 vol.6 風琴工房『子供の領分』
風琴工房の第1部をアダルトな作風と捉えるなら、第2部はヤングな作風。
2作品通してみたけれど、 共通するのは「痛み」。 と、書くと敬遠する人もいるかもしれない。 第1部は、過去の傷の癒しどころがわからなくて、自分だけでなく、他も傷つけてしまう女の心情を描いていたし、 第2部は、自分の内側に沸き立つ、不安やコンプレックス、戸惑いによって 自分を苦しめてしまう思春期の痛みがあった。 思春期は、様々な関係性が社会人より複雑じゃない分、 実は惨いことを平気でやってしまえる危険さがある。 うまくいえないのがもどかしいけど、 いろんな扱い方が、アクセサリー感覚。 音楽も、SEXも、服も、生活も、人間関係も、人生観がライト。 部屋に飾ってあったカートコバーンがそれをよく象徴していたように感じました。 とはいえ、ドロドロしていなくて、魚喃キリコの絵がふっと頭をよぎるような、「Olive」的Girlyな部分を強く感じました。 比喩が稚拙ですいません。 2006.08.04 Friday
TOKYOSCAPE初日通信 vol.5 reset-N『パンセ2006』
さて、TOKYOSCAPE第1部が無事終了し、
今週から第2部の幕開けです。 今週予定している公演は、先週に引き続き、 しかしながら違う作品で再び挑む’“風琴工房”、 先週と入れ替わって、 新たに来京する “reset-N”、 “劇団桃唄309”というラインナップ。 京都にいながら東京気分。 こんな贅沢な企画をお見逃しなく、東の香りを堪能してみてください。 と、いうわけで、今週も引き続き「初日通信」をおこないます。 担当は高原です。 今日は第2部のトップバッター、reset-N『パンセ 2006』。 新しいものが好きな人にはお勧めの公演です。 そう、McFLURRY(マックフルーリー)が食べてみたくて気になっているあなたです。 パンフレットに「俳優との共同作業のように、スタッフと共同作業をしたかった」という演出の言葉が載っていました。 その理由には、そのコラボレートを通して「演劇を新しい芸術/娯楽として捉え直すため」という意志があるとのこと。 正直言うと、少しその意志(演出)が強いようにも思いました。 「物語のある演劇を、セクシーに、インテリジェントに、緻密に、クレイジーに」創られる、白い劇場に赤色をアクセントにした、吊り照明のない、舞台ハケのない、照明・音響ブースのない舞台。 でも、その戸惑いは劇作が強い京都独特の感覚かもと、この企画の「SCAPE」の違いを感じられて、とても興味深く観させてもらいました。 この公演は、今週の土曜日までやっています。 ニュー演劇スタイル、目の当たりにできます。 2006.08.03 Thursday
制作部奥村より <OSPFご案内>
夏まっさかり。
暑苦しい日々が続いております。 今日は間近のOSPF(大阪ショートプレイフェスティバル)のご案内です。 既に予約済みの皆様、ありがとうございます! ご予約の方は当日、会場受付で 「ニットキャップシアターで予約をした○○です」と、お申し出いただき→精算→チケットお渡しとなります。 今回は、1日パス券です。 13時半より開演となり21時過ぎに終演となります。 一度ご入場いただいても出入りは自由です。 各団体の間に5分の休憩が入ります。 ご入場は受付順ではありません。座席指定でもありません。 自由席です。ご注意下さい!! さて、先日会場でリハーサルを行ってきました。 2回目となる大阪は京橋にある松下IMPホール。 役者朝倉を引き連れて、余裕で乗り込むはずがチト迷ってしまいました。 ですので、みなさんには迷われないよう、 京阪「京橋」駅から来られる場合のみの案内になりますが、 迷わない行き方をお教えしましょう。 |
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